福利厚生での整体が注目されています
いつもよく働いてくれている従業員の為に福利厚生を充実させたい。
こう検討されている企業の担当者様が増えています。
実際に、福利厚生として会社内に整体室があって社内PCから整体の予約を出来て、業務時間中に「業務の一部」として身体のメンテナンスが出来る企業もあります。
よく「出張整体」だったり「社内整体」なんて言われています。意味は同じですが違う言い方では「出張マッサージ」や「社内マッサージ」なんて言われています。
どれも、法定外福利なので同じと考えていいでしょう。
このページを読んでいる人に「法定福利」や「法定外福利」の解説は必要ないでしょうが、一応。
法定福利・・・
健康保険/厚生年金/雇用保険/労災。など、費用の一部負担を会社が負担する義務のある費用です。
法定外福利・・・
企業が任意で法定福利以外に実施するものです。交通費/住宅手当/社宅/育児支援/社員食堂などがあります。
今回は、この法定外福利に当てはまる「出張整体」について詳しく掘り下げていきましょう。
出張マッサージのメリットはあるの?
会社に来てくれるのはいいけど、マッサージを受けている時間に通常業務をしてくれた方が、効率いいんじゃないか?
これが、真っ先に思いつく疑問点でしょう。
マッサージを受けることによって、身体が本来持っている自己治癒力が引き出されれば業務効率が向上するとも考えられます。
具体的には
デスクワーク中心の人では、
肩こりに悩まされながらのデスクワークより肩に痛みを何も感じていない状態の方が業務効率が高いのは言うまでもないでしょう。
外回り中心の人では、
歩き方には知らない間に癖が付いています。靴の減り方を見れば分かりやすいでしょう。歩き方が正され、業務時間内に1件でも2件でも多く回れるようになった方が業務効率が向上するでしょう。
室内作業の人では、
腰痛に悩まされている人が多いのではないでしょうか?腰の痛みを気にしながらの業務より腰の悩みを気にしない業務の方が効率がいいでしょう。
他にもメリットがあります
作業効率の向上は誰でも思いつくことです。
次いで、セルフケア意識の向上も利点として考えられます。
あなたの周りにもいませんか?こんな人。
- 日常の業務が忙しすぎて疲労回復方法が分からない
- 疲労感に耐えながら、日常業務をこなしている
上記のようなことは、もしかすると、あなたにも当てはまるかもしれません。
このような状態の人が、健康な身体を取り戻し、その健康な身体を維持するように意識が変わるだけで、自然と「日常生活でついついやってしまいがちな身体を壊す癖」も無くなってきます。
利用者様、一人一人に合った運動指導なども行いますので、より健康の増進に貢献できます。
気になる費用相場は?
施術費用だけではなく、初期費用がかかるところが多いようです。
初期費用
申し込み加入金として0円~60,000円と大きな差があります。これは、出張先によって施術ベッドを使い分けている出張マッサージに多いようです。
利用料金
出張の場合は、1時間当たり幾らという金額設定が多いようです。
その金額も1時間当たり8,000円~25,000円と幅が大きいです。
来院の場合は窓口負担を500円とし、差額を月末締めで請求とする事が多いようです。
じゃあ、安いところに頼もう
それ、半分正解で半分間違いです。
安く済ませるなら、マッサージチェアを買って社内のデッドスペースに置いておけばいいです。
初期費用として購入代金の一度だけです。電気代もたいしてかからないでしょう。
リースでマッサージチェアを借りるのも一考です。
人がマッサージをする場合、どう選べばいい?
マッサージに国家資格はいりません。厳密にはマッサージを業としていいのは「医師」か「按摩マッサージ指圧師」の資格が無いといけません。
そこで、「整体」や「リラクゼーション」や「癒し」というジャンルが出来ました。
これが大きな問題です。国家資格が必要ないので、入社1~2週間の社内研修が終わったばかりの人が派遣されてくる可能性も全くないわけではありません。
研修期間が足りない状態で人を触るからか、こんなニュースがありました。
~肩こり解消で思わぬ被害~だそうです。
痛々しい内出血のような写真は、「もっと強く押してください」「分かりました」なんて会話があったかもしれませんが、施術が原因で腕が上げられなくなったり、手先の痺れが一生続くようになった。人の写真です。
まとめ
近いから。安いから。だけでなく、依頼を検討している出張整体の「口コミ」なんかも参考にして慎重に選びましょう。